重松清著の「ハレルヤ!」読了
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高校時代、サックスとブラスで構成したバンドを結成。卒業後もバンド活動を続け大学に通い、卒業と同時にみな別々の人生を歩みだす。それぞれ子育てや仕事に追われる生活を送っている40代後半にさしかかった男女5人の物語。
若い頃は好きなことに没頭出来たが、家庭を持ってしまうと自分の時間とお金には自由がなくなり、思うような行動ができなくなってしまった自分と小説内の彼らとの境遇を比較しながら読み続け、納得いくも、年を取ると何かしら犠牲があるのだなと。
ただ、小説の中では、新たな夢に向けて生き進む姿に最近自分の中で失ってしまったものを呼び起こさせられた感じがした。それはまた自分も音楽活動したいなと。たまにはギターとベース、手入れして音出ししないと楽器も泣いてしまうだろうと。While my guitar gentry weepsと。。。
アラフィーの方や、昔学生時代何かに打ち込み楽しんでいた経験のある方にもこの本を読んで昔と今を比べ直し、失った何かを見つけていただければと!
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