海堂尊著の「コロナ狂騒録」読了
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田口・白鳥シリーズの医学小説メンバーが今回は脇役的な位置に置かれ、コロナが発生した2020年からの政府の対応を痛烈に批判したフィクションの小説でありながら、ほぼノンフィクション的な内容。

医療現場で働く医師や看護師の心の叫び以上に政権批判がメインとなっている当該書籍は、今までのシリーズとは異なる内容で、非常に読みづらく後味の悪く感じるものに思えた。

ちなみに、当該書籍を読んで思ったのは、東京オリンピックや飲酒がコロナ感染に影響しているといった報道がされているが、具体的な数値がないため、どこまで信じてよいか正直わからないのが率直な意見。
また、ワクチン接種は高齢者優先ではなく、医療従事者と外出する機会の多い20〜60代の方を優先的に接種させるのが良いかと思うのは自分だけだろうかと読んだ後、考えさせられてしまった。
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