【書籍】店長がバカすぎて

早見和真著の「店長がバカすぎて」読了。

昨年（2020年）の本屋大賞にノミネート作品であり、タイトルが面白そうなので購入。本好きの契約社員が主人公。

思ったほど店長がバカには思えなかったが、常に忙しく仕事している人にはうざい存在の店長に苛立ち、いつでも辞められるように退職届をカバンの中に忍ばせているところに勇ましさを感じつつ、仕事はきっちりして本屋で起きる人間模様が最後まで読者を飽きさせない構成だった。