【書籍】赤い日本

国際

櫻井よしこ著の「赤い日本」読了。

いつもながらの中共による工作についてです。

左翼的な報道としては朝日・毎日が有名ですが、共同通信の一般社団法人共同通信社の下に株式会社共同通信社を作って金儲けをしており、そこに新華社通信が絡んでいるそうです。なので、リベラルな報道ではなくなっており、しかも地方の新聞社は共同通信の記事を使っているため、全国的に偏った内容の報道が平然とされてしまっている。

また、昨年菅総理就任そうそうに日本学術会議の会員候補者任命で6名を拒否したことがきっかけで、世間に日本学術会議の存在が知らしめられたが、大学機関において日本の軍事に関する研究は駄目だが、中国での軍事研究はOKという学問の自由が存在しない事実があるにも関わらず、高学歴で自称リベラル派やお花畑思考の方々に任命拒否は学問の自由に反すると大々的に報道されていたことについて説明されてます。

また、与党のある党も中国寄りの姿勢のため与党として足並みが揃わない件についても触れられている。

全体を通して感じるのは与党側がもっと国民の現状と今後の方針を詳しく説明すべきなところ、毎回口だけで、しかも数の力で押し切ろうとしてしまっているため、国民の多くに真意や今目の前にある危機的状況が伝わっていないかと。

更にマスコミに煽られ思考停止になっている方々が騒いで、それを更にマスコミに利用されるという負のスパイラル構造になっているように思えてならない。

大切なのは右・左双方の主張を確認し、かつ海外からの情報を入手することで日本が置かれた現状を把握することが出来るのだが、そんな悠長に調べられる人は居ないのが現状。ただ、歴史を振り返れば世論の逆のことが正しいのが現実で、かつ戦後の日本の歴史を振り返れば、正しい方向性は見えてくるはず。

あとは、残念ながら実際に痛い目(海外からの攻撃)を受けないと目が覚めないのだろうと感じる今日このごろである。

コメント

タイトルとURLをコピーしました