ようやく日本でも高齢者以外もCOVID19ワクチンの接種が受けられるようになった。勤務先より職域接種のお知らせがあったが、自治体を選択した方ががすぐ近所のクリニックで接種できるのでそちらで予約をすることに。#実際(6/19現在)まだ自治体からクーポン券が届いてないが。。。
それにしても先進国の中でここまでワクチン接種に時間がかかっているのは国民誰しも不満を抱いているでしょうが、何故自国でワクチン製造しないのか疑問があり調べてみました。
昭和30年代から平成にかけての50年間にワクチン接種による健康被害があり、集団訴訟が何度も起きていたんですね。なんとなく記憶に残ってはいるものの、こう振り返ってみると数の多さに驚きました。

※資料 厚生労働省 https://www.mhlw.go.jp/bunya/iyakuhin/yakugai/data/jugyou-02.pdf
特にワクチン開発後進国になるトリガーは平成4年12月に判決が下った「予防接種ワクチン禍集団訴訟」があり、メディアもワクチンに対する否定的な意見を加熱させ、自治体によるワクチン接種の積極的推奨を中止。
また、平成25年4月1日に施行された予防接種法改正で接種が国民の「義務」から「努力義務」へと変わわり、国主導から個人の判断に委ねる形になり、接種率も下がっていく。そして、国も製薬会社もワクチン開発に及び腰となり、研究開発の基盤は弱まっていったという。
このような背景があったにも関わらず、マスコミや過去を知らないお花畑思考の方々は政府を非難し、「日本は終わった」と叫んでいる。確かにすでに終わっているが、こうなった原因は政府にも非はあるが、マスコミによるネガティブキャンペーンによる影響が否めない。
いずれにせよ、この機に予防接種法を見直す必要があると思われるが、日本はいつも失敗をすると、同じ過ちを侵さないために失敗の本質を見極めず、今までのことを悪とし、改善・見直しをしないで前を進もとうしない傾向が強いので、期待は望めないだろう。
とにもかくにも、ワクチンを接種することで変異株に対しての免疫は無いだろうが、接種することで精神的な安心感は得られるので、一日でも早く多くの方が接種をし、コロナ禍が落ち着き、従来通りの世の中になってもらいたいものである。
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