呼吸法には腹式呼吸、丹田式呼吸等数多くあるが、自分が行っている伝統空手では丹田式呼吸と動き(突きや蹴り)を合わせることで、呼吸が乱れず疲れない体になると言われてます。
しかしながら、自分は依然未熟者で自己鍛錬が足りないため、この丹田式呼吸がうまく出来ず、型を2〜3回行うと呼吸が乱れてしまい、武道の達人のH大先輩によく怒られております。
まず、丹田式呼吸とは下記の絵にあるように丹田に意識を集中させ、鼻で息を吸い口から吐くという方法です。ただ、空手を行っている際は突きや蹴りを出す直前に鼻から息を吸い、動きに合わせ鼻から息を吐くというやり方となり、これが慣れるまで結構難しいのです。

また、動きながらの呼吸法に関しては、師範が居ないときにはH大先輩に呼吸の仕方の練習を最近やるようになっているため、意識するようにしてます。
下記の書籍によると(P247)、気息法五つの形というのが紹介されております。まさにH大先輩が型の稽古の際に仰っていた呼吸法です。この五つを動作・速さに合わせて呼吸を行うことで、呼吸が乱れにくくなり、疲れにくい体が出来ます。

- 長呑長吐(ちょうとんちょうと)、スーと長く吸い込んでハーと長く吐き出す。
- 長呑短吐(ちょうとんたんと)、スーと長く吸い込んでハッと短く吐き出す。
- 短呑短吐(たんとたんと)、スッと短く吸い込んでハッと短く吐き出す。
- 短呑長吐(たんとちょうと)、スッと短く吸い込んでハーと長く吐き出す。
- 波形呑吐(はけいとんど)、以上四種類を組み合わせる。
ちなみに、この呼吸法は武道だけではく日常生活でも役に立つので、動作に合わせた呼吸法を身につけることで疲れにくい体になるので、是非皆様も日々試していただければと思っております。
こちらの動画、参考になるかと!
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