【薬膳・漢方】春の養成

薬膳・漢方

一応、薬膳・漢方検定の資格を持っているので、春の養生について案内させていただきます。

これからの季節、陽気な気候となり血液の巡りがよなくなるため、肝の働きが高ぶりやすく、胃腸が弱くなりやすくと考えられています。

生ものや冷たいものは控え、温かいものを食べるようにして、さっぱりとした味付けを基本に、刺激物、肉や高脂肪の食材を控えることが重要です。

肝の高ぶりを抑える旬の野菜をたっぷりと食べることで、同時に自然の甘みを取り入れることができます。野菜のもつ甘みは、脾の働きを高めて、胃や腸といった消化器官を元気にしてくれます。また、春には、口内炎や肌荒れがあらわれやすいのご注意を!

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甘味を摂る

  • あわ、麦、米、きび、豆、鳩麦などの雑穀
  • にんじん、ゆりね、キャベツ、たけのこ、アスパラガスなどの甘みのある旬野菜

苦味を摂る

  • 菜の花、春菊、うど、ふくのとうなど、旬の葉野菜や山菜
  • セロリ、菊花、ミント、パセリ、三つ葉などの香味野菜

酸味を控える

  • 肝が高ぶり過ぎないように控える

脾の働きを高める

  • 肝が高ぶりすぎると脾が弱まる
  • 穀類、豆類、芋類、旬の野菜
  • なつめ、蓮の実なので食薬

※肝:自律神経系、情緒など

※脾:消化・吸収機能、水分・栄養の代謝など

*薬膳・漢方検定公式テキスト参考

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