伊坂幸太郎著の「逆ソクラテス」読了。
2021年本屋大賞ノミネート作品であり、最新作品。短編5編での構成で、いずれも小学校時代と現在を交差しながら物語が展開していき、読みながら自分が小学生だった頃を思い出す。
特に変哲もない少年が、大人からのたった一言のアドバイスで努力をし、成功させる内容が心に響き、是非息子にも読んでもらいたいなと思われた。
ちなみに、自分が小学生の頃、これと言ったアドバイスは受けていたのかもしれないが、特に心に刺さる殺し文句は無かったようで、結局はしがないサラリーマンに至る。
思い当たる節があれば、よく母に「勉強しなさい!」は言われていたものの、雑音とし右から左へ受け流していたが、真摯に受け止めコツコツ勉強していたらもう少しは賢く人生を歩き渡っていたのもしれない。。。。
いずれにせよ、大人も子供も楽しめる作品であるのは間違いなし!
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