さよなら道場

空手・武道

昨日(12/19)を持って日本空手協会目白支部の道場が閉館となりました。

閉館の理由としては、オーナーの方の会社が事業縮小に伴いコスト削減によるものです。34年間道場として利用され、約500人弱の会員がこの道場で空手に勤しんできました。

自分は18年前からこの道場でお世話なりました。当時まだ30過ぎたばかりながらも武道の”ぶ”の字もわからぬおじさんでしたが、以前から日本古来のものに興味があり、空手を始めてみました。

あれから18年、長いようであっという間でした。「日本の文化を学ぶ!」と始めたんですが、空手の歴史についての書籍を読み漁ると空手は日本古来の武道ではなく、琉球王国時代に発展した琉球武道で、明治時代以降に全国区に知り渡り、昭和初期に船越義珍先生によって「空手道」と改名されたました。

この歴史を知ることで空手を始める前の考えからにギャップが生じるも、日本古来の武道に比べて、歴史や発展が異なるも一応日本の武道である空手の楽しさを日々味わえることができ、気がついたら弐段まで取れて、人に指導できるレベルまで来ることができました。

道場は昨日は閉館となりましたが、来年からは貸しスタジオを借りて支部は存続することになっているので、気持ちを引き締めて稽古の望みたいと思ってます。

兎にも角にも、慣れ親しんだ道場が閉館になるのは心寂しいですが、ここまで稽古が続けられたのはオーナーである館長のお陰です。ご高齢のため、コロナ禍の中を歩き回るのは危険ということで、最後の納会には出席されませんでしたが、いつか直接お礼を言いたいと思っております。

今まで、どうもありがとうございました!

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