手嶋龍一著の「スギハラ・ダラー」読了。
舞台は1939年のポーランド。ナチス・ドイツがポーランド侵攻前に隣国リトアニアに逃げ、日本領事館で日本通過ビザ入手し、神戸に短期間だけ滞在するアンドレイ、ソフィーと雷児の出会いがその後の人生を変えていく物語。
題名のスギハラはリトアニアのカナウス領事館に赴任していた杉原千畝であるが、当該書籍にはビザ発行の場面のみ登場なのであるが、物語で重要な任務を果たしている。
数奇な人生ドラマは「愛と悲しみのボレロ」にも似た内容ではあった。
当該書籍、2010年に発行されているが、中古でしか入手出来なくなっております。
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