日本人は「やめる練習」がたりてない

書籍

野本響子著の「日本人は「やめる練習」がたりてない」読了。

息子が通う学校の校長先生のブログで当該書籍が紹介されていたので、興味を持ち購入してみた。筆者の息子さんが幼稚園までは自由奔放に振る舞っていたが、小学校に入ってから規則や細かい制約によっり自由に行動できず、不登校になりがちたったため、筆者の友人がマレーシアにいたため、衝動的に移住をしてしまい、そこから開放的な生活と、日本との違いについてまとめられた内容。

マレーシアでは、学校が気に食わなければすぐに転校する文化が浸透していて、自分に合わないものがあれば我慢する必要がないとのこと。一方日本は、嫌なこと辛いことがあってもその場が我慢してしまい、つまらない人生を送るケースが多いとのこと。

自分はアメリカと中国での生活をした経験から、筆者の感想には同意できる点が多々あったが、多少我慢することも必要なのかな?という思いもあった。例えば、仕事で自分に合わない仕事・職種についている場合、我慢せず転職という選択肢は海外ではあるが、日本では依然年齢により振り落とされるケースがあるので、我慢せざるを得ないと思われた。

いずれにせよ、人生は一回なので、好きなことをやるのが一番であるのは間違いない。また、海外暮らしは日本と比べ不自由な点は多々あるが、周りを気にせず生きていけるのがなによりも快適であったのは経験で学べたことである。

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