バカが多いのには理由がある

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橘玲著の「バカが多いのには理由がある」読了

インタネットの普及による情報過多の中で、何が正で何が誤りかの判断をせず、先入観だけで意見・物事の価値や判断を決めつける傾向が強くなっていることをわかりやすく解説された内容。

また、マスコミの一方的な情報操作による政府非難が以前からあるが、結果を振り返ることで如何に誤った情報が拡散されているかが改めて認識される内容であった。

例えば、「特定秘密保護法案」が施行された際、国家機密漏洩に関する罰則に関する内容であるにもかかわらず、「戦前の暗黒政治に戻る」と反対デモが起きたが、一般市民は適用外で海外との機密情報漏洩を防ぐための法律であるのを理解せず、マスコミの情報操作が行われた結果だとのこと。

最近でも、似たような状況があるが、如何に何も考えず情報を鵜呑みにしているかがバカが多いとのこと。納得するのと同時に反省もさせられる内容であった。

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