今月1日よりパワハラ防止法の改定し施工(中小企業は令和4年4月1日より)されました。これでパワハラが減り、うつ状態になる人が減るのかは甚だ疑問に思ってます。
というのも、自分は昨年秋よりとあるプロジェクトを任され対応していましたが、不慣れな点と本社のある部署との連携をしながら、その部署で仕様を固めてから我々側が活動を開始するという内容でしたが、途中から独立して進めろとのことで、「対応が遅い」、「役員の顔に泥を塗った」や「外資じゃないので首になる必要もない」とか言われてきました。
12月以降からは夜中1時や明け方4時頃、それに土日祝日、年末年始など日時の関係なくメールでの質問や指示が執拗に来るようになり、睡眠が浅くなり、寝ていても体全身が汗だくになるという状況が日々続きました。
個人的なところでは、平日に引っ越すことになり、休暇申請しても「プロジェクト優先」ということで半休しか取れず、それ以外でもちょっとした愚痴や嫌味を日々言われ続け、我慢に我慢を重ねていましたが、「このまま行くと潰れるかも」と思い、まずは人事に相談して、産業医にみてもらうことで話を進めて来ました。
同時に自分のネットで今の状況(精神状態)を調べたところ、メンタルクリニックに行って診察を受けた方が良さそうと思い、幾つかのクリニックに連絡して、近所にある某Nメンタルクリニック行くことにしました。
結果、「抑うつ状態」と診断され、翌日から休むことになり、「明日から会社に行かなくて良いのだ」と思ったら、気が緩んだせいか、心が音を立てて折れる感じになりました。睡眠薬や精神安定剤を処方され、それらを飲み続けるも4ヶ月間は熟睡できず、現時点でようやく熟睡は出来るものの、23時〜0時の間に床に就いても毎朝5時頃目が覚め、昼間に急激に眠くなるという状況が依然続いてます。さらに落ち着きなく不安な精神状態となってます。
というわけで、各企業の人事がパワハラ防止に対して社員教育など取り組んでも当事者がパワハラをしているという認識を持たない限り、パワハラはなくならないと思ってます。
逆に少しでも怒られたり、注意されただけで「パワハラだ!」と訴えるケースも出てくることもありうるので、上司からの部下の評価だけでなく、部下からの上司の評価を行う人事制度を設け、双方のコミュニケーションと信頼関係を向上させる取組を検討するのが大切だと思う今日この頃です。
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