中野信子著の「キレる!」、半年前に読了。
人はなぜキレるのかのメカニズムについて脳医学の見地より説明されており、非条理な仕打ちや不満を感じることで脳内でノルアドレナリンなるものが分泌され、それによって脳が刺激され攻撃的になるとのこと。
最近、コロナ禍によるステイホーム(正しくはStay at home)によるストレスの影響でSNSやYahooニュースのコメントを見ると批判的だったり、攻撃的内容のものが散見されるが、まさに家四六時中いるとノルアドレナリンが分泌されるため、このようなコメントが多く出ているのであろう。
このノルアドレナリンとは真逆の安心ホルモンと言われるセロトニンを分泌することで、精神の安定が保てるとのことで、そのためには昼間外に出て日光を浴びる必要があるとのこと。
なので、一日中家に引きこもるのではなく、昼間15分程度で良いので外に出てお天道様と顔合わせすることが大切だそうだ。
それ以外では切れやすい人との接し方や、切れてしまう自分との付き合い方についても紹介されているので、是非一読あれ!
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