高校事変シリーズ

書籍

松岡圭祐著の「高校事変」シリーズI〜VIまで読了。

半グレ集団で平成最大のテロ事件を起こした死刑員の娘であり、高校二年生の優利結衣が主人公の物語。死刑員の娘ということで、受け入れてくれる学校や親御からの偏見・反対を受け、肩身の狭い高校生活を余儀なくされるも、平然とする冷静な人物。

偏見を受けているため、受け皿となる高校も数少なく、行く先々でテロや拉致にヤクザとの抗争があり大量殺人が起こるが、警察には誰によって殺戮が起きたかの証拠が掴めないながらも、窮地を脱していく非現実的小説だが、現実逃避ができ、すっきりさせてくれる作品。

著者の執筆が最近の事象を背景に書かれているため、最近起きている事件感を感じさせられるも、内容が非現実で的なので、グロさもあるものの娯楽小説として楽しめる作品。
さすが、松岡圭祐!と感じされる作品であり、松岡ファンのみならず多くの方にお勧めできる書籍。

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